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つながり紹介

〜6次化物語 人とつながることで、新しいことが生まれる。〜

「6次産業化(6次化)」と聞くと、なんだか難しそうというイメージを持っている生産者もいるのでは?6次化は決して難しいものではありません。そして、一番大事なのは、自分の作っている農畜産物の価値を高めたい、広く伝えていきたいという気持ち。ここでは盛岡で6次化に取り組んだ人たちの「物語」を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

佐藤すみえさん[佐藤農園]

ビューティケアサロンとりんご農家の二足の草鞋を履く佐藤さん。まったく畑違いの仕事に見えますが、実はその二つの仕事がそれぞれに好影響を及ぼしていることを佐藤さんは実感しています。りんごジュース、りんごと山ぶどうのミックスジュースなどの6次化商品を実現しました。パッケージのデザインにも、佐藤さんがビューティケアサロンの仕事で養った美的感覚が生かされています。

― りんごだけを作っていたのが、りんごジュースも手掛けるようになった。そのきっかけは何だったのでしょうか?

元々農家は収穫したら、出荷して終わりだったんですけど、その一部分でしか収益が上げられないのです。そこから抜け出したい。生産性もあげていきたいって思ったんです。今はりんごと山ぶどうをミックスしたジュースも作っています。知り合いに勧められたことがきっかけで,新たなことに踏み出すことになりました。

― パッケージにもこだわりがあるとお聞きしました。

他のところと「差別化」を図りたいと思っていました。最初は自分たちでデザインして、シールやラベルを作っていました。今回6次化に伴って、新しい「佐藤農園」のブランドを作っていきたいなって言う気持ちで、新しいラベル作りを始めさせていただきました。

― デザインのこだわりやポイントは?

知り合いからデザイナーさんを紹介していただきました。最初はどういう風にすればいいのかわからなかったし、イメージも曖昧だったんです。今回担当していただいたデザイナーさんから、「どういうことにこだわって作っていますか?」と質問されたんです。自分たちの「想い」は語っている中で、だんだんイメージが固まっていきました。「私たちは除草剤や化学肥料を使いません。土を大事に作っているんです」と話したら、「佐藤農園のイメージは手書きだ」とデザイナーさんからアイディアが出てきました。仕上がったデザインは、本当にかわいくて、私達も大満足です。

農薬に頼らずに、安心して食べられるりんご。
自分たちの「想い」をこのパッケージデザインが伝えてくれる。

― これから挑戦してみたいことは?

いっぱいあります。盛岡生まれ育ちなんです。食べものの「味」だけじゃなく、人の「味」、風土の「味」というものがあると思います。そういう盛岡ならではのものを商品化して発信していきたい。方法はいろいろあると思うんです。アップルパウダーにして、お菓子に入れたり。さらには、お酒に合うようなピクルスとか作ってみたいなって思っています。頭の中にはいろいろな商品のイメージがあります。

 

― これから農業は変わっていきそうですね。

自分のやっていることが成果を上げたら、周りの農家さんとかにも広めていって、ともにみんなで力を合わせて、「農家」って言うものを楽しめる環境を作りたいですね。今、佐藤農園で今やっているのが、オーナー制度でりんごを一緒に育てていくものです。年4回作業に参加していただくので、実際に園地にも来ていただいています。ある童話作家の方が、子どもが小さい時にはたくさんの虫と触れあうように育ててくださいって言ってたんです。「佐藤農園」では、たくさん自然のなかで遊んでもらうんですね。オーナーさんたちが来た時に。子どもたちの感性をもっと刺激すると言うか、膨らますって言うか、子どもたちが来た時には目一杯遊んでいってほしいと思っています。

6次化に関するご相談

盛岡市役所 
食と農の連携推進室
美食王国もりおか担当
電話:019-626-2270
E-Mail:
nosei@city.morioka.iwate.jp

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