市では、“もりおかグリーンフェスティバル2022（もりグリフェス2022）”と題し、盛岡の玄関口である盛岡駅ビルフェザンやホテルメトロポリタン盛岡を舞台に「美食王国もりおか」を楽しむマルシェやメニューフェアなど様々な企画を展開しました。
その企画の一環として、美食王国もりおかプレゼンツ「シェフのたまごコンテスト～盛岡産を召し上がれ～」を開催し、盛岡市内の調理師専門学校の生徒たちが「美食王国もりおか」自慢の特産食材をテーマとしたレシピコンテストに挑戦。
また、同じく盛岡産食材をふんだんに使ったメニューを学生が考案しお客さまへご提供する「美食王国もりおかアフタヌーンティーパーティー」を開催しました。
この2つのイベントを通じて、生徒たちがプロのシェフの想いや技術を学ぶ様子を動画にまとめましたので「もりグリスト～リィ」として3回に分けてご紹介いたします。
第3回目（最終回）は「美食王国もりおか アフタヌーンティーパーティー」
地元の学生に盛岡産食材の魅力を知ってもらい、盛岡産食材をよりおいしく多くの方に召し上がっていただきたい！
そんな想いからホテルメトロポリタン盛岡のティーラウンジを会場に、盛岡誠桜高等学校とのコラボイベント「美食王国もりおか アフタヌーンティーパーティー」を企画しました。
シェフを招いて試作会を実施
まずは生徒たちがチームに分かれてアフタヌーンティーのスイーツや軽食メニューを考案し、本番に向けた試食会を行いました。
チームごとに考案したメニューの内容やこだわりポイントをプレゼン。9チームに分かれて実施しましたが、他のチームと同じメニューにならないように気を配ったり、全体のバランスをみて考案したりと生徒全員がひとつのチームとなって取り組みました。
すべてのメニューに盛岡産食材を使い、試行錯誤をしながら試作を繰り返して出来上がったアフタヌーンティーセット。生徒はもちろんプロのシェフやホテルのサービスマンなどみんなで試食します。
プロのシェフから「食材の良さを引き出し、とてもバランスよく仕上がっている」とコメントをもらうほど、盛岡産食材の魅力を引き出したメニューが出来上がりました。
パーティー当日
いよいよ迎えたパーティー当日。事前予約で満席状態ということで緊張感も高まります。
自分たちが考案したメニューがプロの手によってより洗練されたかたちとなり、シェフの技に感動する生徒たち。
試食をおこない味わいの変化も理解したうえで、お客さまへのメニュー紹介内容を考えます。
当日は役割分担をし、盛り込み担当とサービス担当に分かれてパーティーの準備に取り掛かります。
シェフの指示のもと盛り付け作業を進め、一皿一皿心を込めて丁寧に仕上げていきます。
サービス担当は会場準備を任され、テーブル上へお皿やナイフ・フォーク、グラスなどのセッティング作業をおこないました。
さらに、プロのサービスマンより席案内やドリンクオーダーなど接客の基礎を学び、お客さまをお出迎えする態勢を整えます。
お客さまがだんだんとお越しになったタイミングをみて、会場オープン。一組一組お席までご案内し、チェアサービスもおこないます。
コーヒー・紅茶をカップへ注ぐドリンクサービスをしたのち、生徒たちがメニュー考案したアフタヌーンティーセットを各テーブルへ運びます。
お客さまからは「きれい」「おいしそう！」の声が。お客さまの声をダイレクトに聞くことが初めての生徒たちにとってはとても嬉しい瞬間でした。
今回のイベントでは、お客さまのお出迎えからお席のご案内、メニュー説明、ドリンクとアフタヌーンティーセットの提供、そしてお見送りまですべてを生徒たちがおこないました。
参加者からは「盛岡産食材をおいしく食べられてよかった」「美食王国もりおかの取り組みについて興味を持った」「またこのようなイベントを開催してほしい」などのお声をいただきました。
メニュー考案からパーティー当日の進行、サービスなどすべてを生徒たちの力で創り上げ、お客さまの満足度が高いイベントになりました。
盛岡誠桜高等学校の生徒のみなさん、ありがとうございました♪
アフタヌーンティーパーティーの様子は下記URLからご覧ください！
【アフタヌーンティーパーティーの様子】https://youtu.be/6mwabybKZKc
第2回目は「シェフのたまごコンテスト ～最終審査会編～」
試作会でのアドバイスを参考に、チームで試行錯誤を重ね作り上げたレシピ。弁当部門6レシピ、スイーツ部門9レシピがエントリーしました。
プロのシェフによる一次審査により、エントリーした作品の中から弁当部門3レシピ、スイーツ部門からは4レシピが選出され合計7レシピが最終審査会へ進みました。
指定食材である盛岡あじわい林檎ポークと盛岡りんごの特長を生かし、食材のおいしさが引き出されたレシピばかり。
商品化される作品が各部門1つだけなのがもったいないほど素晴らしい7レシピをご紹介します。
【弁当部門】
A 盛岡の恵 林檎ポークちらし寿司弁当
B 盛岡産歩（もりおかさんぽ）
C もりおか満足弁当 ～林檎ポークを2種類の味わいで～
【スイーツ部門】
1 シャルロット・オ・ポンム
2 蜜とろポテッとりんご 大学芋風
3 りんごとおいものシブースト
4 リンゴのリオレ
いよいよ最終審査会。各部門のグランプリが決定！
7月から始まった「シェフのたまごコンテスト」もいよいよ大詰め！
一次審査で選出された7チームが最終審査会に臨みました。最終審査会ではチームごとのプレゼンテーションのほか、審査員による試食などをおこないグランプリ作品を決定しました。
試行錯誤のうえ磨き上げられた作品の数々。盛岡産食材を活用したレシピコンテストのグランプリはどのレシピになるのか！？
最終審査会の様子は下記URLからご覧ください！
【最終審査会の様子】https://youtu.be/QntI-WQUCJE
見事グランプリに輝いた2作品はこちら！
【弁当部門】
盛岡産歩 -もりおかさんぽ- （菜園調理師専門学校）
肉団子のソースに盛岡産アロニアを使用。ジャムにしたアロニアに酢とりんごジュースを合わせて肉団子と相性が良いソース仕上げました。肉団子の中にはチーズと盛岡りんごを入れて風味と食感をプラス。
また、もりおかあじわい林檎ポークが入ったじゃじゃ味噌を使ったそぼろご飯は、もりおか三大麺であるじゃじゃ麺をイメージして作られました。
【スイーツ部門】
シャルロット・オ・ポンム （菜園調理師専門学校）
盛岡りんごをメインに考案。マロンの甘みとカシスの酸味に盛岡りんごのジューシーな食感がマッチし、最後まで飽きずに食べられる一品に。
りんごソースを膜の中に閉じ込めたものを割って食べることで、さらに濃厚な盛岡りんごを味わえ2段階で楽しるスイーツです。
グランプリ作品を商品化し、もりグリマルシェで限定販売しました！
さらにホテル直営のテイクアウト店での期間限定販売も！
グランプリ作品はホテルメトロポリタン盛岡のシェフにより商品化され、2022年11月12日・13日にフェザンを会場に開催された「もりグリマルシェ」にて限定販売しました。
販売当日はグランプリ受賞チームの生徒たちも会場に駆けつけ、盛岡食材の魅力や商品化されたレシピについて直接お客さまへ伝えながら販売をおこないました。限定商品は2日間ともに完売！
また、今回はもりグリマルシェだけでなくホテル直営のテイクアウト店でも期間限定販売をおこないました。こちらも連日完売！多くのお客さまにおいしい“盛岡産”を感じていただける機会となりました。
商品化され限定販売されたグランプリ作品だけでなく、シェフのたまごたちの発想で生まれたレシピによって盛岡産食材の新しい楽しみ方を発見できました。
レシピコンテストを通して生徒たちは、こんなにも身近においしい食材が豊富にあることに気づいたようです。
食と農がつながる「美食王国もりおか」を未来につなげていくためにも、これからも盛岡の“食”を支える若者たちの活躍や地元の食材を応援しましょう！
最終回となる第3回目は「アフタヌーンティーパーティー」をご紹介します。お楽しみに♪
もりおかグリーンフェスティバル2022関連の投稿はこちらから
〇もりグリフェア開催中 https://oishii-morioka.com/7091/
〇もりグリマルシェNOV.開催 https://oishii-morioka.com/7939/
〇アフタヌーンティーパーティー開催 https://oishii-morioka.com/8127/
第1回目は「シェフのたまごコンテスト ～試作会編～」
レシピコンテストに挑戦したのは、菜園調理師専門学校と盛岡誠桜高等学校 調理師パティシエ専科、そして盛岡外語観光＆ブライダル専門学校 パティシエ科の生徒34名15チーム。
「盛岡あじわい林檎ポーク」をテーマにした弁当部門と「盛岡りんご」をテーマにしたスイーツ部門に分かれ、オリジナルテイクアウトメニューのレシピ考案を目指しました。
この日は、10月に行われる最終審査会に向けて試作会を実施。グランプリ作品は2022年11月の“もりグリマルシェ”でプロのシェフにより商品化されるとあって、各チームの士気も高まります。
考案したレシピをかたちにし、盛岡産の食材の魅力に触れた生徒たち。プロのシェフからのアドバイスを受け、レシピの改善点を探ります。盛岡産の食材を使ったレシピ考案に対して真剣に取り組む生徒たちの姿をぜひご覧ください。
試作会の様子は下記URLからご覧ください！
【試作会の様子】https://youtu.be/Iur8zwjwofM
次回は「シェフのたまごコンテスト ～最終審査会編～」をご紹介します。お楽しみに♪
