未来のシェフを目指す学生たちが盛岡産食材を学び、食材の特長を活かした魅力あるレシピの考案に挑戦。
レシピ考案からコンテストの審査会、製造と販売までおこなった取り組みをご紹介します。
盛岡産食材を知る
レシピ考案に挑むのはMCL菜園調理師専門学校の2年生32名。
コンテストに向けて盛岡市の食と農について講義を受けたほか、テーマ食材の特長や味わいを知るため食材試食をおこないました。
惣菜部門のテーマ食材である「もりおかあじわい林檎ポーク」はローストポークで
スイーツ部門の「盛岡りんご」はキャラメルソテーされ、ムースショコラやカルバドス(りんごのお酒)ブリュレと
一緒に味わう層もきれいなスイーツでいただきました。
プロのシェフが食材のおいしさを引き出す調理法で作った逸品をぱくり。学生たちはじっくりと味わっていました。
シェフから学ぶ
惣菜部門・スイーツ部門それぞれ4つのチームに分かれてレシピを考案。
数回試作を重ね、今回はプロに試食をしてもらうことに。
食材や調理手順、レシピに込めた想いなどを伝え、シェフからアドバイスをもらいます。
限られた時間の中でしたが、学生たちは積極的に質問してプロの言葉に耳を傾けます。
審査会まで残りわずか。更なるブラッシュアップで完成度を高めたレシピを創り上げます。
レシピコンテスト審査会
9月中旬からレシピ考案を始めて1ヶ月半。ついに審査会当日を迎えました。
試行錯誤を重ねて仕上げた各チームのメニューが並びます。
出場チームはこちら!
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🐖惣菜部門
チーム1『スタミナ!肉祭り』
チーム2『七宝ロール』
チーム3『めんこい満福手箱』
チーム4『お晩で一杯』
🍎スイーツ部門
チームA『陽だまりりんごパイ』
チームB『あっぷるくらうん』
チームC『盛岡りんごに酔いしれて・・・』
チームD『盛岡か藩士が愛した林檎』
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緊張感のある審査会でしたが、レシピに込めた想いやこだわったポイントなどチームそれぞれが審査員にプレゼンをおこないました。
気になる審査結果は・・・?
🎉審査員特別賞
惣 菜部門🐖チーム4『お晩で一杯』
スイーツ部門🍎チームD『盛岡藩士が愛した林檎』
👑グランプリ「美食王国もりおか賞」
惣菜部門🐖チーム3『めんこい満福手箱』
スイーツ部門🍎チームA『陽だまりりんごパイ』
グランプリと審査員特別賞に選ばれた作品は、盛岡駅ビル フェザンで開催されるもりグリマルシェで数量限定販売。
お客さまに喜んでいただけるよう、商品の製造と販売に向けて学生たちが一致団結して臨みます。
もりグリマルシェ販売
盛岡駅ビル フェザンで開催した「もりグリマルシェDEC.」でグランプリ作品を含めた4商品を限定販売。
学生全員で力を合わせ朝から商品製造をおこないます。2日間のイベントで約200個を完売。
いずれも午前中に売り切れとなる大盛況でした!盛岡産食材を使った商品を販売することで、
食材のおいしさや魅力をたくさんの方に伝えることができました。
ご来場いただいたお客さまの反応をダイレクトに見ることができ、学生たちもやりがいを感じていました。
ご購入いただいたみなさま、ありがとうございました!
盛岡産食材のおいしさを次世代につなげる
“盛岡産のおいしさを子どもたちにも知ってほしい”という学生の想いから、
もりグリマルシェでの売上の一部を盛岡りんごのジュースとゼリーにして寄付しました。
盛岡りんごのジュースとゼリー、そしてイベント内でフードバンクポストに集まったたくさんの食品支援とともに
MCL菜園調理師専門学校の学生がフードバンク岩手を訪問。
学生の想いが届きますように。
今回の取り組みをきっかけに、学生たちは地元食材への理解を深めことができました。
盛岡産食材の魅力を学んだ“シェフのたまご”たちのこれからの活躍を期待しています♪