市では,”もりおかグリーンフェスティバル2021(もりグリフェス2021)”と題し,盛岡の玄関口である盛岡駅ビル・フェザンを舞台に,「美食王国もりおか」を楽しむマルシェやメニューフェアなど様々な企画を展開しました。
その企画の一環として,2021年7月から11月に”美食王国もりおかプレゼンツ「シェフのたまごコンテスト~盛岡産を召し上がれ」”を開催し,盛岡市内の調理師専門学校の生徒たちが「美食王国もりおか」自慢の特産食材をテーマとしたレシピコンテストに挑戦しました!
本コンテストを通じて,生徒たちがプロのシェフの想いや技術を学ぶ様子を動画にまとめましたので,「もりグリスト~リィ」として紹介いたします。
コンテストへの挑戦。試作会でレベルアップ!
レシピコンテストに挑戦したのは,北日本ハイテクニカルクッキングカレッジと菜園調理師専門学校の生徒89名29チーム。
「もりおかあじわい林檎ポーク」をテーマにした調理部門と,「盛岡りんご」をテーマにした製菓部門に分かれ,オリジナルテイクアウトメニューのレシピ考案を目指しました。グランプリ作品は2021年11月の”もりグリマルシェ”でプロのシェフにより商品化されるだけあって,各チームの士気も高まります。
初めに,2021年9月に開催したレシピコンテスト”試作会”の様子を動画で紹介します。
考案したレシピを初めて形にし,盛岡産の食材の魅力に触れた生徒たち。
プロのシェフからのアドバイスに耳を傾け,レシピの改善点を探ります。
大きな期待に胸を膨らませながら,真剣にコンテストと向き合う生徒達の姿をご覧ください。
試作会の様子は下記URLからYouTubeでご覧ください!
【試作会の様子】
https://youtu.be/a0M4-sIrM8Q
一次審査から一般投票へ。最終審査会に進んだ8作品が決定!
プロのシェフによる一次審査により,調理部門では18作品から5作品,製菓部門では11作品から3作品が選ばれ,合計8作品が一般投票及び最終審査会に進みました。
9/30~10/10にフェザン館内とウェブにて開催した一般投票では,なんと500票を超える投票が!
調理部門では,「もりおかあじわい林檎ポーク」の脂の甘味やコクをテイクアウトメニューであっても存分に感じられるよう工夫された作品が並びます。
また,製菓部門の各作品は,主役の「盛岡りんご」を他の食材とコラボさせ,見た目や美味しさを追求しました。
商品化される作品が各部門1つだけなのがもったいないくらい,素敵な8作品をご紹介します。
【調理部門】
A 「リンゴポークのブレゼといももちの肉巻き」
B 「角煮と秋の詰め込み炊き込みご飯」
C 「盛岡産豚バラ肉のペロペロキャンディー風~リンゴとゆず胡椒ソース~」
D 「スパイスを効かせた林檎ポーク~彩野菜のカレーディップ添え~」
E 「豆乳味噌の盛岡りんごバーグ~りんごとわかめのマリアージュ~」
【製菓部門】
01 「ポテ・ポンム」
02 「りんごのヴェリーヌ」
03 「盛岡りんごと紅茶のティラミス」
8作品の詳細はこちらから!
※一般投票は終了しています。
いよいよ最終審査会。各部門のグランプリが決定!
7月から始まった「シェフのたまごコンテスト」もいよいよ大詰め!
10月には選ばれた8チームが最終審査会に臨みました。
最終審査会では,チームごとのプレゼンテーションのほか,審査員による試食などを行い,グランプリ作品を決定しました。
試行錯誤の上,磨き上げられた作品の数々。
盛岡産農畜産物を活用したレシピコンテストのグランプリはどの作品になるのか!?
プロのシェフを前に少し緊張気味な生徒たちの頑張りと,グランプリ作品にご注目ください!
最終審査会の様子は下記URLからYouTubeでご覧ください!
【最終審査会の様子】
https://youtu.be/9Yi1INXf2aI
見事グランプリに輝いた2作品はこちら!
【調理部門】
「スパイスを効かせた林檎ポーク~彩野菜のカレーディップ添え~」(菜園調理師専門学校)
もりおかあじわい林檎ポークの美味しさが最大限引き出されたローストポークを,盛岡りんごの器に添えられたカレーにディップして楽しめる,盛岡産食材を余すところなく使用した逸品です。
【製菓部門】
「ポテ・ポンム」(北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ)。
盛岡りんごを使用し,スイートポテトとチーズケーキを掛け合わせ,アクセントに南部せんべいで味わいの楽しさを生み出す,かわいい見た目のスイーツです。
グランプリ作品の商品化。もりグリマルシェで限定販売しました!
上記2作品は,ホテルメトロポリタン盛岡のシェフにより商品化され,2021年11月13日~14日にフェザンを会場として開催された「もりグリマルシェ」にて,限定販売しました。
販売当日は,グランプリ受賞チームの生徒たちも販売応援に駆け付け,限定商品や盛岡の食材の魅力をお客さんに伝えてくれました。
限定商品は2日間とも完売!多くのお客さんに美味しい”盛岡産”を感じていただく機会となりました。
限定商品として販売されたグランプリ作品のほかにも,シェフのたまごたちの発想により生まれた作品は,盛岡の食材の新しい楽しみ方を教えてくれました。
コンテストを通して生徒たちは,毎日新鮮な食材が手に入り,食と農がつながる「美食王国もりおか」の日常に気づいたようです。
そんな日常を将来に繋げていくためにも,これからも盛岡の”食”を支える若者たちの活躍や地元の食材を応援しましょう!