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2021年11月4日

【開催レポート】 産地を探る!? 解決!森ときのこの探偵団

10月下旬の日曜日。よく晴れた空の下、バスにゆられて美食王国もりおかの森の中へ出発!街中から少し遠くへ来ただけですが窓から眺める景色はちょっぴり色づいてます。

 

盛岡市外山森林公園に到着すると、美食王国もりおかの王国案内人兼本日のガイド「きのこ王子」こと高橋久祐さんがお出迎え。きのこをモチーフにしたベレー帽に親しみを感じます。 

本日は「森ときのこの探偵団」ということで、最初に外山展望台へ案内してもらうことに。なだらかな坂を歩きながら、この森で育つ木々や植物のお話、飲み水を守るために行われている森づくりなどの説明をしてくれます。 

展望台へ到着。目の前には外山ダムと紅葉する木々の光景が広がり先ほど説明いてくれた森林保全お話説得力を持たせてくれます。 

これがボリ(ナラタケ)菌床です」きのこ園へ移動する途中にもにもきのこ王子が詳しく解説してくれます。


 

いよいよきのこ狩りタイムです。初めは高橋さんや他の参加者の方にきのこを見つけてもらっていましたが、だんだん目が慣れてくると木や枯れ葉の陰にあるきのこを見つけるのが楽しくなってきます。「これは食べられるの?」と高橋さんに確認しながら、気がつくとパックいっぱいになめこやムキタケを採っていました。


  きのこ狩りのあとは、森林公園内にあるキャンプ場へ。今日は他の参加者の皆さんと一緒に「原木なめこと天然きのこ入り7種のきのこ汁」を作ります。さきほどのなめこを使い高橋さんからきのこの下処理についてレクチャーを受けながら、さっそく私たちも実践します。

 下処理後は、高橋さんが事前に準備してくれたマイタケ、ブナシメジ、ニラタケ、タマゴタケ、ハナビラタケなど7種のきのこ汁についての説明してくれます。初めて聞く名前もあり、どんなきのこなのか早く見たい!

説明後に、ついにさきほど私たちが下処理をした原木なめこを投入!

きのこは3種類以上合わせて煮ると相乗効果で旨味が増すそうです。

盛岡市内にある下川原商店さんの手づくりおにぎりは、盛岡産銀河のしずくを使用。旬の津志田芋のなめこ和えもいただきました。

森やきのこに関するQ&Aタイム。高橋さんは、どんな質問にも丁寧に答えてくれました。

午後は仙北造園の木村愛梨さんによる盛岡産メープルシロップのお話です。盛岡市はメープルシロップの産地・カナダのビクトリア市と友好都市でもあり、メープルシロップになる樹木・カエデも寄贈されているそうです。

お話のあとは、ひとさじ試食。あっさりした甘味と黒糖のような風味が口の中に広がります。

 

火を囲んでのブレイクタイムはキャンプ場ならでは。おやつは、仙北造園さんのメープルシロップと外山森林公園きのこを使用したココラスクさんのラスク。

 

続いては渋民地区にある玉山うるおいイチゴ園へ。岩手山と姫神山が望める絶好の場所で、もう一人の美食王国もりおかの王国案内人・菊地潤さんがお出迎えしてくれます。菊地さんは4年間の研修を経て、熱い思いを持って今年独立したばかりの新規就農者!現在ハウスの中では、夏イチゴを栽培中です。

 

「スズアカネ」という品種の夏イチゴを試食します。甘酸っぱくてみずみずしい!これらのイチゴは主にケーキやジェラートなどのスイーツに使用されているそうです。なぜ夏イチゴの生産を選んだのか、スマート農業のことなどお話してくれました。

最後は岩手山を背景に記念撮影。参加者の皆さま、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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《参加者の皆さまの声》
・地元だけど知らないことがたくさんあって、きのこと公園について知ることができて楽しかった
・きのこの知識がたくさんあるガイドさんだったので、とても勉強になりました
・きのこの下処理が意外と簡単だと分かってとても役に立ちました
・おにぎりもきのこ汁もすごく美味しくて、子どももモリモリ食べていました
・メープルシロップの試食は黒糖味がしました
・夏いちごがとてもおいしかったので買いに行きたいです

 

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ツアーチラシや行程などはこちらから

 

 

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