回を重ねるごとに参加希望者が増え続けている「もりおか食の輪クッキングセミナー」。
盛岡食材の新しい魅力に出会えるセミナーとして人気を集めています。
5回目となる今回のメイン食材はアロニアです。
ブルーベリーやハスカップよりも豊富なポリフェノールが含まれているアロニアですが、独特の渋みがあり生食では好き嫌いが分かれてしまいます。
盛岡市民にとっても馴染みの薄いアロニアを、下田先生が美味しくアレンジしてくれました。
最初に取り掛かったのは、ストロベリーのババロア。
今回は上太田にある桜木農園の完熟いちごを使用しました。
先生もびっくりするほど大きいいちごは、事前に用意した型に収まりきれないほどで小さくカットして入れていきました。
ゼリーとババロアが同じくらいのとろみでないと、固まったときにうまくくっつかないことがあるそうです。
参加した方々は作ったものの状態を先生に確認してもらいながら作業を進めていました。
次はとんかつピラフ。にんじんと玉ねぎ、ハムをみじん切りして炒めます。
「にんじんは煮ないので特に細かく切るように」と下田先生。
最年少の小学6年生の男の子も一生懸命みじん切りに挑戦していました。
お米が炊き上がったら、バターと枝豆を炒めた野菜を入れて完成。
とっても簡単にピラフが出来上がりました。
とんかつはできるだけ温かいのを持って帰れるように最後のほうに揚げることにして、つぎは豚しゃぶのアロニアソースを作りました。
生徒の皆さんもアロニアを調理するのは初めての人が多かったです。
アロニアは潰してソースに。
下田先生は「アロニアの甘酸っぱいソースが、さっぱりとした豚肉に合うの」とおっしゃっていました。
アロニアのスムージーはミキサーに材料をいれて混ぜれば出来上がり。アロニアのザラザラ感がポイントです。
きれいな紫色のスムージーで体に良さそうです。
最後の仕上げにとんかつを揚げていきます。とんかつのお肉も盛岡産。
もりおかあじわい林檎ポークは、脂にコクがあり、きめ細かく柔らかい肉質が特徴のお肉です。
「盛岡産だからちょっと高いんでしょ?」と生徒さんから質問がありましたが、お手頃価格で買うことができます。揚げたとんかつをお皿に盛り付けて完成です。
今回参加した50代事務職の女性は、「美食王国もりおかのファンクラブイベントで初めてアロニアを食べて、すごく美味しかった。
それからアロニアが気になっていました」とアロニアソースをつけて食べるのを楽しんでいました。
まだまだ認知度が低いアロニアですが、一度食べたら忘れられなくなるソースに大変身。
お店で買って作ってみたくなる料理がたくさん並んだクッキングセミナーでした。
レシピはこちら♪
ぜひご自宅で試してみてくださいね。
もりおかあじわい林檎ポークのとんかつピラフ
材料(2人分)
- 米 1・1/4cup
- 人参(みじん)50g
- 玉ねぎ(みじん)100g
- ハム(微塵)スープ 2枚
- スープ 1・1/2cup
- サラダ油 大1
- バター 大1
- 塩 小1/4
- こしょう 少々
- 枝豆 大1・1/2
- 豚ロース肉 2枚
- 小麦粉 適 ・・・Ⓐ
- 卵(小) 1ケ ・・・Ⓐ
- パン粉 適 ・・・Ⓐ
- デミグラスソース 1/3cup ・・・Ⓑ
- トマトケチャップ 大1 ・・・Ⓑ
- 揚げ油
作り方
- 米は洗ってザルに上げる。
- 鍋にサラダ油を熱し玉ねぎ・人参を炒め香り山車のバターを加えて米とハムを加えて炒めスープ・塩・こしょうで炊き上げる。
- 豚肉はすじ切りし、塩コショウをして衣をつけ170度で揚げ一口大に切る。
- 炊きあがったらピラフに枝豆を混ぜ器に盛りカツをのせソースを温めてかける。
アロニアスムージー
材料(2人分)
- アロニア 50g
- 牛乳 50㏄
- ヨーグルト 50g
- バナナ 100g
- ガムシロップ 大2
作り方
ミキサーにすべて入れ、スイッチオンで出来上がり!