11月3日に、ホリデーファームシリーズ最終回となる「脱穀の回」を行いました!
いつもの田んぼは先週の雨の前に脱穀作業を終わらせたため、今回はお隣の田んぼで作業を行います。
こちらが今回使用する脱穀機です。どんな動き方をするのか、全然想像ができないですね。
大きな音とともに、体験スタートです。
農事組合法人となんの南野さんのフォローのもと、乾燥した稲の束を機械に送り込んでいきます。
すると、籾(もみ)が出てきました!
この脱穀機一台で「唐箕(とうみ)」の機能も兼ねていて、反対側には軽い籾や枝などが風で飛ばされていきます。
籾を落とされた藁がたくさん出てくるので、こちらをまとめて縛る作業も必要になります。
となんのスタッフさんにレクチャーいただき、参加者の皆さんも体験してみます。
あっという間に作業は進んでいきます。
半分を終えたところで、少しブレイクタイムです。
参加者の皆さんには、割りばしを使った脱穀作業も体験していただきました。
やってみると簡単に籾がとれ、「こっちも楽しい」「やっている感がある」という声も聞こえました。
作業中、南野さんにあれこれお話をお聞きします。「今年は暑かったから、稲も大変だったろうね。」と。
田植えに参加した皆さんにお渡ししたバケツ稲も、なかなか条件が厳しく苦戦した方も多かった模様です。
実際に田んぼでお米のお世話をしていた、となんの皆さんに感謝ですね。
同じくらいの時間をかけて脱穀した量がこちら。「これでごはん茶碗3~4杯分くらいかな」とのことです。
楽しくお喋りしながらできるのは良いですが、やはり時間はかかってしまいますね。機械の偉大さを感じます。
休憩時間、こびるタイムには、お米を使ったお菓子を。
11月とは思えない暖かな陽気の中、田んぼでのんびりとした時間を過ごします。
休憩明けは、近くの社寺の方へのぼってみます。
手代森、三本柳方面を見下ろせるロケーションです!この麓で、お米は育っていたんですね。
戻ってほどなく、脱穀作業は終了となりました。
この籾を精米する作業は、再びとなんさんにお願いします。
今日の作業では2袋半ほど。気象条件や鹿の被害があり、少なめなんだそうです。
道路を挟んだ元の田んぼはもう少し多かったとお聞きしました。
最後は、これまで一緒に作業をしてきた皆さんと、お世話してくださった農事組合法人となんの皆さん、そして自分自身に、拍手をして終了です!
皆さんありがとうございました!
お米ができるのを、楽しみにお待ちください♪
(撮影:LITERS 菅原茉莉)
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ホリデーファーム参加者特典となる「お米の麺」と「ジェラート」
産直 花山野にて、お米を使用した麺「米こっこめん」の引換
米づくりの作業後だと味わいが変わりそうです。
サン・フレッシュ都南さんにて、ジェラートも!
脱穀の日は暑かったので、ジェラートもぴったりでした。
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アンケートより
・機械作業と手作業の両方を体験できてよかった。子どもが夢中になっていたことがうれしかった。
・とても天気もよくて、気持ちよく田んぼ作業ができて秋を感じることができてよかったです。
・落穂拾いの体験もしてみたかった
≪お子さんの声≫
・ちょっとむずかしいとしった。
・あつい夏だったからお米にたての線がはいることをはじめてしった。
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