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2024年11月12日

薮川の「自然の楽園」へ!【安倶里まほら岩手】

盛岡市薮川にある、安倶里まほら岩手は自然体験施設。幅広い年齢の方が薮川の大自然を楽しむことができます。また、この施設では、敷地内の農場で農産物の生産も行うなど、ユニークな個性を持っています。

ちなみに施設名の「まほら」とは「楽園」あるいは「お気に入りの場所」という意味。その名前の通り、自然を思う存分楽しみたいという方にとっては楽園と呼べる場所であり、ここで思い思いの時間を過ごしています。

では、自然体験施設・安倶里まほら岩手では、どんなことができるのか。この地区の豊かな自然環境を生かし、その季節に合わせたアトラクションが豊富に用意されています。取材を行った夏の時期には、ウォータースライダーが設置され、家族の賑やかな声が響いていました。

またオートキャンプ場も隣接しており、こちらもなかなかの人気。遠く離れた千葉県から来ているご家族もいらっしゃいました。安倶里まほら岩手を拠点にしながら、北東北を巡るという方も増えてきているようです。

季節に合わせたアトラクションを用意している、安倶里まほら岩手。家族やキャンプ仲間と訪れてみてはいかがでしょうか。

食事もこの地域ならではの美味しさを用意。夏は名産・薮川そばを使った流しそば体験(一人2,000円)、このほかにも、この地域で収穫された野菜を楽しめるピザづくり(1枚/2,000円)を体験できます。食の体験はすべて予約が必要となりますのでご注意ください。

まほら岩手の体験の中でもおすすめしたいのが農業体験です。この施設で所長を務める久保田梓さんは「今ここでは枝豆、白いトウモロコシ、じゃがいも、かぼちゃなどを作っています。植えるところから始めて、実る頃には収穫も体験してもらっています」と語ります。農作物を育てる上で大事なのは気温の寒暖差。薮川の気候はまさにその通りで、おいしい農産物が育ちます。

薮川地はワカサギ釣りでも知られ、冬になると県内、県外から人が訪れます。その一方で春、夏、秋は訪れる人はまだまだ少ない。だからこそ、グリーンシーズンの薮川の魅力をもっとアピールしたいと気持ちが久保田さんにはあります。そして、子育て世代の家族にまほら岩手に来て欲しいと言葉を続けます。「これだけのスケールで自然体験ができるところはそんなに多くないと思います。自然の中でいろいろな遊び方ができますし、農業体験を通じて、農産物がどのように作られているのかを知る場面を提供できます。『食育』にも役立ててもらえると思います」。

食の秋には、「秋の収穫まつりinまほら岩手」というタイトルで、味覚体験、収穫体験、スポーツ体験など、幅広い体験メニューをご用意。安倶里まほら岩手へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

なお、安倶里まほら岩手で収穫された農産物は、盛岡市の神子田の朝市(土日のみ出店)でも販売されています。収穫したばかりの新鮮なおいしさをお届けしていますので、ぜひこちらも覗いていただければと思います。

 

【施設情報】
安倶里まほら岩手
岩手県盛岡市薮川字外山436-1
TEL: 019-681-5470

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この記事を取材したライター

write a light

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盛岡市に拠点を置く企画・制作会社。各地の「光」を掘り起こし「書き」残したいという想いから、2012年に設立。現地へ足を運び、対話し、肌で感じた魅力を言葉とデザインに落とし込むことをモットーに、岩手県内外の制作を手掛ける。印刷物、WEB、動画、ノベルティ、その他商品開発やイベント企画など、制作場面での幅広い実績を持つ。

岩手・盛岡の食と農業に関わる取材も数多くおこなってきました。盛岡の食の新しい魅力を発見し、みなさまに伝えます。

盛岡市に拠点を置く企画・制作会社。各地の「光」を掘り起こし「書き」残したいという想いから、2012年に設立。現地へ足を運び、対話し、肌で感じた魅力を言葉とデザインに落とし込むことをモットーに、岩手県内外の制作を手掛ける。印刷物、WEB、動画、ノベルティ、その他商品開発やイベント企画など、制作場面での幅広い実績を持つ。

岩手・盛岡の食と農業に関わる取材も数多くおこなってきました。盛岡の食の新しい魅力を発見し、みなさまに伝えます。

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